先日の県駅伝競走大会は無事に終了しなおかつ、昨年に続いて優勝できたことは選手共々非常に喜んでいます。本校ではメンバー編成を見て頂いても分かるとおり全国高校駅伝が終了しても3年生も活動します。2月上旬の大会まで同じメニューをこなし、下級生の指導も引き受けレースでも活躍するといった流れが伝統的にできあがっています。ややもするとビッグイベント(都大路)が終了した時点で気の抜けた状態にも陥りやすいこともありますが、今年の3年生はほとんどが年末年始の合宿にも自費参加し残りのレースに照準を合わせています。大多数が競技を生かした進路選択をしているので当然と言えば当然ですが3年生の取り組みを見ていると今までの駅伝を通しての体験・経験が生かされていることに喜びを感じています。それに刺激を受けて1,2年生が後ろ姿を追っていく。良い伝統、チームワークができていると感じています。当たり前のことですが良い人間関係が構築されていての駅伝と思って指導しています。「自分だけは・・・」「これくらいは」などのようなワンマンなチームでは「タスキに力は宿らない」と言っています。駅伝においては誰かの遅れは誰かがカバーするといった補い合う心のつながりが最も必要な部分です。なので、今回のレースは経験の劣る下級生の分まで3年生が貯金をするといったレース展開を考えていました。結果、そうなりましたが第4中継所で本校の加治屋に「気持ちよく走れるね」とアドバイスされた先生がいたそうですが、「6,7区の1年生のために自分がもっと貯金しなくては」と答えたそうです。まさに心と心がつながっていると感じられます。トレーニングも非常に大事な部分ですが人間的な成長あっての競技力の向上です。 最後に駅伝の運営というものは非常に大変な仕事です。特に市街地を走るこの大会は運営に苦労があると思います。自分が走るために何人の人が係わっているか。記録計時、沿道整備、自主整理員、配置・予想を手伝ってくれた方、目を向け感謝する気持ちがあれば、視野も広がり一層自分の力が充実していくと思います。置かれている状況に感謝しようとする目・心を持つことが大切です。 駅伝・長距離の魅力が益々広がるように今後とも頑張りたいと思います。 |