今年も全国高校総体を迎える季節となり,私も例年になく緊張した生活を送る,今日この頃だ。教師生活も終わるという今年,全国高校総体へ参加できる幸せを痛感し,生徒が自らの力を発揮しハイレベルな戦いに負けない心を育んでくれたことに感謝している。 思い起こせば,延岡工業を振り出しに延岡商業・延岡・門川農業・延岡西と全国大会を体験し,それぞれの思い出が沢山出来たことは私の宝物です。 延岡工業の時は,福良(HJ)を連れて私自身どう指導したらよいのかも考えつかないほど緊張したことを思いだす。案の定,予選記録も跳べず惨敗。国体は背面跳びで2位。延岡商業では,岡山IH出場の佐藤美智子の円盤・砲丸。優勝候補と騒がれたプレッシャーと合宿に負けた。合宿は新体操のチームと陸上1人の相部屋。これは参った。結局,両種目とも7位。延岡では,鮫島(400mH)をつれ金沢まで車で遠征。門川農業では南九州大会ノーターンで優勝等々。 陸上競技を指導して,私達の仕事の第一歩は生徒が持っている原石をいかに発掘するか,部員確保にエネルギーをそそぐが,現代っ子はいらないのかなと思うこの頃,私の気持ちが届けばよってくる。第二にいかに輝かせるか,生徒の気持ちを陸上は楽しく練習するものだ,と思わせる知恵。楽しさから記録への挑戦意識を根付かせる。第三にいかに壊さないか,競技力の強い者だけを育成するのが私達の全てではない。弱い者が将来も陸上競技に関わる心の育成だと思う。 延岡西がなくなろうとする今,最終学年の1年生が今でも入部してくるとき,私の期待は大きく膨む。陸上馬鹿の私を生徒が育ててくれた。怒る必要はない。涙してでも嬉しさ・悲しさ・悔しさを表せばよい。それがわかる子供たちの心を育てれば。だから私はもっと・・・。 |